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メンタルが強い人、というとどんなイメージがありますか?

あなた自身はメンタルが強い方ですか?

それとも、あまり強くない方だと思っていますか?


このメンタルが強い人、弱い人の違いはどこにあるのでしょうか。

以下にご紹介していきたいと思います。



目次




メンタルが強い人の言葉


私は「SASUKE」という肉体の限界に挑戦する企画番組を毎回見ているのですが、先日のチャレンジを見ていてはっと気づくことがありました。


それは、SASUKEの元王者現王者に向けて放った一言です。


現王者が、これまでの挑戦者たちが全員陥落した、最も難しいポイントに挑もうとしている時でした。



その時、


「堅くなっているぞ。楽しんで!」


そうアドバイスを送ったのです。


挑戦する本人も周囲の人々も身を固くして見守る中、それはふっと肩の力を抜いてくれるような、余裕を感じさせる一言でした。







私たちは困難な状況に直面した時、ついつい肩に力が入り、本来の力が発揮しきれないことがあるのではないでしょうか。

考えすぎてしまい、思い切った動きがとれなくなることもあります。

また、余計なプレッシャーに押し潰されそうになることもあるでしょう。


もし、そのような状態でチャレンジをすると、自分らしくない失敗をしてしまい、後から悔やまれることもあるものです。



一方、肩の力を抜いて楽しみながらチャレンジすることができれば、せいいっぱい力を出し切った、という満足感を覚えるのではないでしょうか。

成功しても、失敗であっても、その結果より「限界まで挑戦できた」という爽やかな喜びが感じられることでしょう。

また、そのような姿勢は周囲の人々にも勇気や感動を与えるはずです。


これが、メンタルが強い人の気持ちの持ち方なのでは、と思いました。



メンタルが強い人・弱い人の特徴について


自己の限界に向けてどこまでもチャレンジしていく彼らを思い浮かべ、メンタルが強い人・弱い人の特徴についてまとめてみると、こちらのようになりました。


<メンタルが強い人の特徴>

□ いつもリラックスしていて余裕がある
□ 失敗を恐れない
□ 自分を信じて挑戦・行動する
□ 柔軟な発想ができる
□ 適切なアドバイスが送れる
□ 客観的なものの見方ができる
□ 視野が広い
□ ユーモアがある
□ 現実をありのまま受け入れられる
□ 等身大の自分を受け入れている
□ 創造的である
□ 仲間を大切にする
□ 前向きに成長していく
□ 爽やかに感情表現ができる
□ 他人に影響されない
□ できないことはNOと言う
□ 自分の限界を受け入れる
□ 人の手助けを受け入れる
□ 自分を追い込み過ぎない
□ 成功にしがみつかない
□ 失敗から学ぶ
□ 自己責任を引き受ける
□ 自然体である
□ 洞察力がある
□ 直感的である



<メンタルが弱い人の特徴>

□ 緊張しやすい
□ プレッシャーを感じやすい
□ 自意識過剰になりやすい
□ がんばり過ぎる
□ 成功にこだわる
□ 自分の限界がわからない
□ 画一的なものの見方になりやすい
□ 視野が狭くなりがち
□ 深刻になりがち
□ 現実に直面できない
□ ありのままの自分を受け入れられない
□ 常識にとらわれやすい
□ 孤立しがち
□ 経験から学ばない
□ 白か黒かという極端な発想になりやすい
□ 感情や衝動に振り回されやすい
□ 八つ当たりや陰口になりやすい
□ 他人の評価が気になる
□ 相手をコントロールしたがる
□ 他人の犠牲になりやすい
□ プライドが高過ぎる
□ コンプレックスが強い
□ NOと言うのが苦手
□ ここぞという時に尻込みしてしまう
□ 能力を発揮しきれない
□ 人に助けを求めるのが苦手
□ 甘えられない
□ 依存し過ぎる
□ 他人と親密な関係を築けない
□ 過去の栄光にしがみつく
□ 同じ失敗をくり返しやすい
□ 不自然な人という印象がある
□ 考え過ぎて動けない
□ 被害妄想に陥る
□ 他人のせいにする
□ 自傷行為や危険行為に及ぶ
□ 未熟で幼稚な振る舞いをする



このように見ていくと、「メンタルが強い人・弱い人」の特徴は、「自尊心が高い人・低い人の特徴」ととても共通していることがわかりました。

→ 自尊心が低い人の特徴は?(自尊心チェック・1)


→ 自尊心が低い人の特徴は?(自尊心チェック・2)



メンタルが強い人は、自尊心が高く、自分を大切にしている人と言い換えることができるでしょう。



メンタルを強めるには?


メンタルの強さは一朝一夕にもたらされるものではありません。

メンタルが弱い人は、自分を大切にし、自尊心を高める機会が少なかったのかもしれませんし、否応なくメンタルを潰されるような過酷な環境で過ごしてきたのかもしれません。


そう考えると、今はまだメンタルに弱い部分があっても、これからメンタルを強化する余地がたくさん残っていると言えるでしょう。

一歩一歩自分自身をみつめ、向上させることができれば、その人は元々メンタルが強い人よりもさらに心が鍛えられた真の強さを身に付けることも可能なのではないでしょうか。


焦らず、他人と比べることもなく、自分の目の前に聳える山を一歩ずつ登るようにメンタルを鍛えていけば、いずれその力を手に入れることができるでしょう。







メンタルを強める方法について


Lumi セラピールームでは、そのための手助けとして段階的に心の向上を目指すメンタルトレーニング方法をご紹介しています。

メンタルトレーニングとは、簡単なイメージを使う方法です。

誘導に従い自分なりのイメージを広げるだけで、意識のさらなる高みへと自然に到達できるようになっています。

● STEP1

■ インナーチャイルドを癒す方法



心理療法のフォーカシングという技法を応用し、身体に溜め込まれた緊張を効果的に解放します。

また、イメージを用いることで心の深い部分(潜在意識)を癒していきます。


● STEP2

■ 自分を愛する・自尊心を高めるイメージ法



読むだけで意識次元が高められ、自分を愛し自尊心を高める感覚を実感することができます。

また、八方ふさがりから抜け出す方法や、自分という存在を根本から大切にするイメージ方法についてご紹介しています。


よかったら、これらもさらにメンタルを強くし、自尊心を高めるためのひとつのご参考になさってください。