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あなたは、大切な人やものを失うことが怖くて、心がどこか縛られるような感覚を覚えることはありませんか・・・?


「あの人がいなくなったら、生きていけない・・・」

「これがなくなったら、もう絶体絶命」

「今の状況が変わったら、どうしてよいかわからない・・・」



大切にしている人やものを失うことを考えると、心がきゅっと縮まってしまうよう・・・。
そんな不安や恐怖心を、どこかで感じてはいないでしょうか。

このような時、どう考えればよいかをメッセージに尋ねてみました。


すると、こんな答えがやってきました。



「それは最初からなかった、と思うこと」

「それは、自分が作り出しているもの」




私たちが生きるためにどうしても必要と思っている人や物事は、じつは、私たちが作り出した幻想といえるのかもしれませんね。

そこには、私たち自身が持っている「思い込み」があることがわかります。

その思い込みこそが、じつは私たちを縛っているものの正体なのです。



その思い込みに気づくには、このように考えてみると良いでしょう。


「もし、私がなくてはならない人、ものを失ったら、私は~になってしまう。」

「そうなったら私は、~しなくてはならない」

「そして、私はいつも~という状況に追いやられてしまう」



「~しなくてはならない」
「いつも私は~という状況になってしまう」
「だから、結局私は~なのだ」


このように思考が迷路のような状態に陥る場合は、そこに自分が抱えている思い込みが隠れていると考えて良いでしょう。



その思い込みは、潜在的な不安や怖れとして常にあなたの心を縛り、人生を限定された考えの中に押し込めてしまいます。

そのため、いつも何かを失うことを心配していたり、成功しそうになるとわざわざ失敗の道を選んでしまう、ということも経験しがちです。


あなたの目の前にあるもの、今現実に起こっている事象は、あなた自身の鏡といえます。

あなたがこれまでに作り出してきたもの、あなたの意識の投影です。



もし、そこにあなたが強くしがみついているもの、これがなければ生きていけない、と思い込んでいることがあれば、先のメッセージのように考えてみると良いでしょう。



「それは最初からなかった、と思うこと」

「それは、自分が作り出しているもの」



そして、このように想像してみましょう。


「私は、これからはどのような人や物事を、自分の現実に創造したいと思うだろう・・・?」



想像することは自由です。

今ある状況は脇へ置いて、囚われのない心でイメージしてみましょう。



あなたにとっての本当の自由、真の平和とは、どのような状態でしょうか・・・?

それは、周囲がどのようになったら、実現できるのでしょうか・・・?

その状況が実現されたと想像すると、どんな気分や感覚が湧き起こってくるでしょうか・・・?

じっくりと感じ、味わってみてくださいね。



そして、その気分や感覚を味わったら、今のあなたがそのためにできることを、1つでもみつけてみましょう。

全ては、自分が選んできたもの、あなたが自分に見せているものなのです。

この現実で出会う人、起こる物事や事象は、じつはあなた自身の鏡なのですね。



心の囚われから自由になり、現実を変えるには、このように意識の枠組みを一度変える必要があります。

失うことが怖いと、相手や物事にしがみついて、どうも身動きがとりにくくなっているな、と思ったら、これらのメッセージを思い出してみてくださいね。


そして、あなたはあなたの現実を自由に作り出す力があるということを、もう一度思い出すきっかけにしていただけましたら幸いです。

→ 「自尊心を高める方法・自分を愛する方法」についてはこちら