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私たちは時々、誰かから心ない発言や行為、不当な扱いを受けることがあります。

そのような時、どう反応するのかは本人のタイプにより様々です。



ストレートに怒りで反応する人もいれば、泣き出す人もいるかもしれません。

誰かに訴えたくなる人もいれば、表面的には平然としていても納得のいかない思いを抱える人もいるでしょう。



人の感情は基本的に同じですが、反応するパターンが異なります。

そのどれもが、心にダメージを負っていることを示しています。



そんな時にどうすればいいのかを高次元に尋ねたところ、次のようなメッセージを受け取りました。



「あなたが受け取らなければ、

それはその人の元へ返っていく」




・・・改めてそうだな、と感じました。


心にダメージを負ってしまう時は、相手からの攻撃を受け入れてしまっています。

相手の放った矢が、そのまま心に突き刺さるようなイメージですね。

しかし、相手が矢を放っても、こちらが撥ねのけてしまえば、それは自分には当たらず、また放った当人の元へ返っていきます。



「あなたの言葉や行為を、私は受け取りません」

「どうぞ元の所へお帰りください」



そう心の中で呟き、エネルギーが戻っていくイメージをするとよいでしょう。



特に、機能不全家族で育ったアダルトチルドレンと呼ばれるタイプの人は、相手からの攻撃や侵略を受け入れやすい傾向にあります。

「良い子」を演じてきた癖が大人になっても影響し、相手にとって「都合の良い人」として、不当に扱われやすくなってしまうのです。



相手からの攻撃や侵略を撥ねのけるということは、自我を強めることと言い換えられます。

自我というのは、自分を守る殻のようなものです。

アダルトチルドレンは、しっかりとした自我を健全に育ててこられなかった人たちといえます。

そのためにも、さらに自分を愛し、自尊心を高め、さらに大人としての自我を強めていくことが大切といえるのですね。


自分を愛すること、自尊心を高めることで自分自身の心を守ることができれば、むやみに他人からの侵略を受ける必要はありません。

自分の心は、自分でしっかりと守ることができるのです。

→ 「自尊心を高める方法・自分を愛する方法」についてはこちら