イメージが現実を変える理由とは?
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当セラピールームでは、「自分を愛する・自尊心を高めるイメージ法」をご紹介し、これまでに沢山の方々に実践していただいています。
イメージ法を実践するだけで、
「嫌なことにNOが言えるようになりました」
「心穏やかに過ごせるようになっています」
「宇宙的な意識の広がりを感じられて、感動しました」
などの効果を感じていただいています。
今回は、このイメージの力についてお話したいと思います。
私たちが生きていく上で、イメージというのは、じつは欠かせないものです。
「今日は、どんな服装で出かけたらいいだろう?」
「レストランで、どのメニューを注文しよう?」
「明日の仕事は、どんなふうに進めたらいいだろう?」
・・・このように、私たちは常にイメージ(想像力)をはたらかせ、現実を組み立てているのですね。
もし、イメージがはたらかなければ、過去の経験を思い出し、先のことを予想しながら現実を過ごすことが簡単ではなくなるでしょう。
歩いていれば、前の方から来た人にぶつかり、電車や待ち合わせの時間にはいつも遅れてしまうかもしれません。
また、同じように過去の出来事もイメージよって私たちの記憶に保存されています。
子どもの頃の楽しかった思い出・・・、悲しかった出来事・・・、中でも印象的な記憶ほど鮮やかなイメージを伴って甦ってくるのではないでしょうか。
とても強烈な記憶になると、その後どれだけ年を経てもその時に自分が見ていた景色や色、聴こえていた音、皮膚に残る感覚、味や香りなどの五感を通して保存された記憶がリアルに残っていきます。
また、その時に感じていた感情もそのまま保存されています。
それがもし、強い不安や恐怖感だったり、逆に強い喜びを感じた経験だったなら、思い出す度、心身に何かの反応を起こすこともあります。
不安や怖れの記憶なら動悸が激しくなり、胸が締め付けられるような感覚に襲われることもあるでしょう。
喜びの記憶なら、胸がときめくような感じがしたり、自然に笑顔になるかもしれません。
このいずれも、私たちの中にあるイメージなのですね。
私たちはこのように、日々イメージにより意識をコントロールしたり、またコントロールされたりしているのです。
そして、このイメージを意識的に活用することで、現実を生み出していくこともできます。
また、イメージを有効に生かすことで、過去の記憶を上書き修正することも可能なのです。
イメージには無限の情報が含まれており、潜在意識にそのまま届いていきます。
そのため、顕在意識で言葉を唱えるより、ダイレクトで大きな力を持っているのです。
この「イメージを意識的に生み出す」ことで自分を愛すること、自尊心を高めることを目的に開発したのが「自分を愛する・自尊心を高めるイメージ法」になります。
イメージは現実と表裏一体でつながっていますから、イメージを変えると、現実も自ずとそれにしたがい、変化していくのですね。
「自分を愛する・自尊心を高めるイメージ法」には、自分自身への無限の愛と尊厳をさらに現実に生み出していっていただければ・・・、そんな願いがこめられています。
よかったら、ご参考になさってください。
→ 「自尊心を高める方法・自分を愛する方法」についてはこちら