褒められるのが苦手な原因と6つの対処法とは?

あなたは誰かから褒められると、その言葉を素直に受け取ることができますか?

それとも、戸惑いや抵抗を感じ、否定したい気持ちになってしまうでしょうか。


こちらの記事では、褒められるのが苦手に感じてしまう心理についてご説明していきたいと思います。


目次



褒められる=承認されること






「褒められる」ということは、本来は誰にとっても必要なことです。


私たちは、赤ん坊が生まれてくる場面に出会うと、それだけで「よくがんばったね」という気持ちになるものですね。

そして、その愛らしい様子を見て「可愛いね」と言ってあげたくなるのではないでしょうか。

また、「ハイハイができた」「歩いた」というだけで、親や周囲は喜び、賞賛することでしょう。


これは、その子を「認める」行為でもあります。

私たちには「承認欲求」という基本的な欲求があります。

この「褒められる」ということは、「承認される」ということにつながります。


子どもの方も、親や周囲に無条件に褒められ、認められると「もっとがんばろう」と意欲が湧いてくるものです。

自分が見守られ、愛情を注がれている実感を持つことで、素直にすくすくと成長していきます。

幼い頃から親や周囲に認められることで、私たちは健全な自尊心を育み、自分という存在に安心感を持つことができるのです。


このように承認欲求が満たされていると、自分に対する自信が備わり、大人になってからも誰かから褒められた時に素直に受け入れることができます。

それは、自己肯定感が根付いているからです。


一方、褒められる、認められるという習慣がなく育ってきた人、また親や周囲から常に否定され、身体的・精神的暴力を受けて育った人は、誰かに褒められると戸惑い、受け入れがたく感じてしまうことがあります。

これは、自己否定感が根付いてしまっていることからくる反応です。

「自分はダメな人間だ」「自分には価値がない」「他人を信じられない」という潜在的な不満や不安を抱えていると、相手からの好意的な言葉を撥ねつけてしまい、バカにされているように感じるなど、ネガティブな感情が刺激されやすくなるためです。


また、良い成績を取ったから褒められる、親の手伝いをしたから褒められるなど、条件付きで認められてきた人も、他人から褒められると逆にプレッシャーを感じてしまいます。

ありのままの自分を認められてこないと、相手を喜ばせるためにもっと努力をしなければ、もっと良い子でいなければと、自分を追い詰めやすくなってしまうのです。





褒められるのが苦手な原因はインナーチャイルド?


他人からの賞賛を素直に受け入れられる人は、他人のことも素直に認め、褒めることができます。

自分から見て良いなと思う相手の美点を、素直に伝えることができるでしょう。

ひきかえ、他人から褒められるのが苦手、気持ちが悪いと感じてしまう人は、自分から他人を褒めることも苦手で、気分が良くないと感じてしまうかもしれません。


「褒められるのが苦手」「褒められるのが嫌い」と感じる、また「他人を褒めるのが苦手」と感じる時、その人のインナーチャイルドが原因になっている場合があります。

インナーチャイルドとは、私たちの意識の奥深くにある「まだ満たされていない子どもの部分」です。

私たちがインナーチャイルドを抱えていると、大人になってもふとした場面で居心地の悪い感情が湧いてくる、不自然な態度が出てしまうなど、思わぬ反応が起こってしまうもの。

この状態を長く続けていると、いつか人間関係にひびが入る、社会生活がうまくいかなくなるなど、現実面での生きづらさを抱えやすくなります。

このような時は、自分自身でインナーチャイルドを癒すことが大切です。


インナーチャイルドを癒すとは、自分の内なる子どもの部分(感情)と向き合い、受け入れ、解放するプロセスのことをいいます。

言い換えれば、大人の自分が客観的に自己の感情を知り、和解することで、感情に振り回されず、大人としての態度や振る舞いを身に付けていくことです。

最初は自分の幼い感情と向き合うことに抵抗があるかもしれませんが、一度しっかりと受け入れてケアをしていくことで、自分自身を育て直すことにつながります。


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褒められた時の対処法(ソーシャルスキル)・2つ


褒められるのが苦手、褒められるのが怖いという場合は、インナーチャイルドを癒すと同時に大人としてのソーシャルスキル(社会的な態度やマナー)を学び、身に付けることも大切です。

「あなたは○○がとても素晴らしいですね」と誰かに褒められた時、その都度否定的な態度や言動を取っていたのでは、社会生活や人間関係が滞ってしまいます。

このような時は、「褒められたらこう反応する」というパターンを身に付けておくと良いでしょう。

こちらに、褒められた時に受け入れるための参考例を、いくつかご紹介してみます。


1. すかさず「ありがとうございます」とお礼を言う

内心では「どうしてそんなことを言ってくるのだろう?」と思っても、「ありがとう」と言うことを習慣づけるようにすると良いでしょう。

同時に「そう言ってもらえて嬉しいです」と笑顔を見せると、なおグッドです。


この「笑顔 + ありがとうございます」をセットにし、いつでも表現できるようトレーニングをしておくと、様々な場面で印象を良くすることができ、トラブルを回避する手助けになります。

「自分を作るようなことは嫌だ」「嘘をついているようで気持ち悪い」と感じるかもしれませんが、これはソーシャルスキル、良識です。

店員さんが、どのお客さんに対しても明るく元気に「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と声をかけるのと同じと思ってください。

お店に入った時、店員さんが暗い顔でボソボソと何か呟き、帰りに背を向けるような態度なら、あなたは再びそのお店に行こうという気持ちにならないのではないでしょうか。


「自分がどう感じるか」という視点を、「どうすれば相手に気分良くなってもらえるか」という観点に置き換えてみましょう。

こちらは、特に目上の人や、まだそれほど親しくない相手に対して用いると有効な方法です。


2. ジョークにする

よく見かけるのが、「え、何?もう1回言ってもらえますか?」「聞こえなかったので、もう1度言ってください」「もっと言って。私って褒められると伸びるタイプなの(笑)」などと、冗談めかして返す方法です。

照れ隠しを織り交ぜながらも、それとなく「褒められて嬉しい」という気持ちを伝え、また周囲にも笑いを誘うようなリアクションができるようになると、さらに好感度がアップすることでしょう。

「今度褒められたら、こんな風にリアクションをしてみよう」とイメージをしてみるのも、楽しいのではないでしょうか。


少し練習が要るかもしれませんが、自分の中にあるネガティブな感情を逆手に取ることができ、創造力を引き出す方法といえます。

こちらは友人同士や、同じ位の立場や年齢の相手、また目下の相手に用いると有効でしょう。


褒められた時の対処法(セルフセラピー)・4つ


上記のようなソーシャルスキルを用いると同時に、自分でできるセルフセラピーを行うと、褒められることに対する抵抗感や苦手意識を克服し、さらに自分を受け入れるためのサポートになるでしょう。


1. 褒める習慣を持つ

あなたが素直に褒められるもの、認められる対象をみつけて、積極的に褒めてみるのもひとつです。

小動物を見て「可愛いね」「よくできたね」と声をかけてあげるのも良いでしょう。

自分より年下の相手に「よくやったね」と認めてあげるのも良いでしょう。

知らない人の投稿に「いいね」を押すのも良いでしょう。

自分以外の人や物に対し、肯定的な評価をつけることを積極的に習慣づけることで、「褒める」「褒められる」という行為に馴れていく方法です。


ただし、この時は「見返りを求めない」ことを前提に行いましょう。

「自分が褒めたのに、相手からは返ってこない」というマイナス感情が刺激される時は無理に行わなず、他の方法を試してみると良いでしょう。


2. 他人の良い点を書き出す

自分が尊敬する人、良いなと思う他人の美点をノートにたくさん書き出してみましょう。

「いつも明るい」「気遣いができる」など良い点がみつけられたら、それはあなた自身の中にも同じものがあるということです。

他人は自分の映し鏡といいます。

他人の中に見るものは、自分の中にあるものです。

このように他人をじっくりと観察し、良い点を挙げることで、自分自身の良さについて改めて気づくことができるでしょう。


3. 自分を褒める

自分で自分を褒めることは最初は抵抗があるかもしれませんが、「1日1つ自分を褒める」など、こちらもひとつのエクササイズとして実践してみると良いでしょう。

また、自分のことを受け入れがたいと感じている人は、鏡を見ることに抵抗がある場合も多いはずです。

時には鏡に映った自分に笑顔を向けてあげる、「ありがとう」と言ってあげるなど、大切な人にしてあげるように感謝とねぎらいを送ることもひとつです。


4. インナーチャイルドを癒す/自分を愛する・自尊心を高めるイメージ法を用いる

これらのエクササイズの他に、先ほどご紹介した当セラピールームの「インナーチャイルドを癒す方法」及び「自分を愛する・自尊心を高めるイメージ法」を用いる方法も効果的です。

「自分を愛する・自尊心を高めるイメージ法」では、「いのち」の視点に立ち返り、高次元の愛を実感することができます。

意識の次元を高めることで、自分という存在の唯一無二の価値を体感するための手助けになることでしょう。

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他人にうまく心を開けない自分、劣等感を覚える自分もまるごと受け入れ、おおらかな流れに任せて心をほぐしていきながら、自然に自分も他人も気持ち良く認められると理想的ではないでしょうか。

よかったら、ひとつのご参考になさってください。





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